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VSCodeとCloud LaTeXでTeXを始めよう

はじめに

数理科学科では1年の情報処理演習という授業でTeXというものを使います。これは去年の話ですが、最初の環境構築で躓く人がたくさんいて、また授業もメモ帳とコマンドプロンプトで進めていたのでだいぶ地獄絵図でした。
数理科学科でない人はなかなか触ることのないものかもしれませんが、レポートなどで数式がたくさん出てきてWordだとつらい…というときにはTeXで書いてみるのもアリだと思います。
実際僕は去年の経済学のレポートをTeXで作成しました。

環境構築、好きですか? 僕は嫌いです。

この記事では、面倒な環境構築をせずにVSCodeとCloudLaTeXを使ってTeXを書く方法をまとめます。

step1 VSCodeをインストールする

すでにインストール済の人は次のステップにすすんでください。

こちらのサイトを参考にするとよいと思います。「完了」まで行けたらOKです。

デフォルトだと日本語になっていないようなので、日本語にしたい方はこちらを参考にしてください。

step2 Cloud LaTeXのアカウントを作る

Cloud LaTeX のアカウントを新規作成してください。メールアドレスはログインの際に必要になります。

できたら、マイページから新しいプロジェクトを作ってみましょう。テンプレートから作成→Cloud LaTeX へようこそ を選んでください。新しいプロジェクトが作成されます。

step3 VSCodeに拡張機能を入れる

次の2つを入れてください。

  • Cloud LaTeX
  • LaTeX Workshop

VSCodeを開き、左側にある拡張機能(もしくはShift + Ctrl + X)をクリックすると検索窓が出てきます。そのまま入れると出てくるのでインストールを押してください。

step4 VSCodeでCloud LaTeXにログインする

Cloud LaTeX のマイページの左上のアカウント→プラグイン連携をクリックし、パスワードを入力しトークン生成をしてください。トークンが生成されるので、これをVSCodeに入力しにいきます。

Cloud LaTeXを入れたことにより、VSCodeの左側にCLというアイコンが出てきます。それを押し、Set accoutを押すとメールアドレス/クライアントID/トークンを順に入力するようにいわれます。順に入力するとログインが完了します。

step5 ファイルを作る

適当な場所にファイルを作ります。それをVSCodeで開きます。ファイルを右クリックすると出てくると思います。出てこなければVSCodeに作成したファイルをドラッグ&ドロップすると開きます。開いたのち、CLアイコンをクリックしSettingへ行きます。

ワークスペースを選び、OutDirとProjectIDを埋めます。こちらのサイトで詳しい手順を乗せてくれているので、その手順に従います。応用の魔法文を追加までできれば完璧です。

これでOKです。お疲れさまでした。

新しいプロジェクトを作る際はCloud LaTeX上で新しいプロジェクトを作ってから同じ手順を踏みローカルと同期させればよいです。魔法文を追加するのをわすれずに。

使い方

エクスプローラからmain.texを選びます。保存をすると勝手にコンパイルしてくれるようになります。コンパイルしたものがmain.pdfになります。左右でpdfとtexを開きながら書くととても便利です。

記法については特に触れません。興味がある方は数理科学研究会に行くと親切に教えてくれると思います。

LaTeX Workshopの機能

左側にTeXのアイコンができるので、それをクリックします。

Snippet viewに基本的な記号がずらっと並んでいます。入力したいのを押すと勝手に挿入してくれるので、情報処理演習の課題がとても楽にできると思います。コマンドを覚えなくて済むのはとてもいいですね。(書いているうちにある程度覚えてしまいますが…)

また、例えばmatrix(行列)環境を作りたいとき、

と入力しエンターを押すだけで、

となってくれます。タイプ数が減るのでとても楽にTeXを書くことができます。

また、コンパイルした際にどのようになるのかも見ることができます。

間違っていたらこのタイミングで教えてくれるので「どうしてコンパイル通らないのかわからない…」ということにもなりにくいです。

おわりに

TeXを実際に導入するとTeX worksというソフトが一緒についてきます。それを使っている人を良く見るのですが、それに比べスニペット機能がとても充実していたり、VSCodeの拡張機能が追加で使えたり(たとえば、僕はテキスト校正くんという日本語の文章の誤りを指摘してくれる拡張機能とかを入れたりしています)、Cloud LaTeXのテンプレートがとても充実していたり…と個人的にとてもおすすめです。

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