アケコンを作ろう
はじめに
ここではreviveusb(
http://bit-trade-one.co.jp/product/assemblydisk/revive-usb/
)を用いた自作アーケードコントローラーの作り方を紹介します。主に備忘録のためですが興味のある方への参考になれば幸いです。
夢の自作コントローラーを作っていきましょう。
つくるもの
こんな感じのコントローラーを作っていこうと思います。
自作を始めるにあたって
なぜ今回自作をしようと思ったのかというと、自宅で鉄拳をやるためにアケコンが欲しかったのですがamazonでアケコンを調べると安くても1万円ぐらいでした。
これぐらいするなら自作したら少しは安上がりになりそうだなと思い計画しました(8000円くらい)。ただ単純に作りたかった気持ちも大きいです。
中身
材料
材料を購入するにあたって、今回は千石の通販を利用しました。
通販で買うと輸送費が500円かかりますが、1万円以上買うと配送料無料になります。
【材料一覧】
・タカチ電機工業YM型アルミケース【YM-300】
・三和電子ジョイスティック【JLF-TP-8Y-SK】
・三和電子ボタン30φx 8 【OBSF-30】
・三和電子5PINコネクター付ハーネス【JLF-H】
・配線材1m
・ファストン端子#110メス
・ねじ
筐体
タカチ電機工業YM-300 YM型薄型ケース
http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=4ADI-DBLL
ちょうどいい大きさで値段もお手ごろ。
操作部
アケコンを作るのでジョイスティックとボタンが必要になります。
メーカーは代表なものとしてはセイミツ工業と三和電子の製品がありますが、今回は三和電子の製品
で揃えました。ボタンは取り付け方式とねじ込み式がありますが、今回は取り付け方式で大きさは30mmのものを選びました。
ジョイスティック
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=3DHK-SKHY
ボタン
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=25BU-8AL6
基盤
基盤はスイッチ類とpcを仲介するものです。
REVIVE USB
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-0FCH
今回reviveusbを選んだのは、使用目的がPCのみで値段がほかのものと比べて安かっためです。
また注意点として、接続できるボタン数が12個です。そのため、上下左右+右手8ボタンまでしか接続できません。
今回はこれで大丈夫でした。また組み立て済みのものが売っていますが、はんだ付けをするのが苦手でなければ、部品だけのも売っていて
組み立て済みのものより1000円安いです。
配線
電子ワイヤー
今回は秋月で買った0.54mmの電子ワイヤーを使いました。
1mあれば十分だと思います。
ジョイスティック専用のハーネス
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=65RU-8NKB
今回は使用しました。
ファストン端子(#110メス)
ボタンとの接続に使用します。
(接続するボタン数×2)個必要となりますが、初めのうちは圧着に失敗することが何回か発生すると思い多めに用意しました。
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=3D8B-SMH2
USBレセプタクルコネクター(パネル取り付け型のコネクタ)
必須ではないですが、見た目が格好いいです。僕は今回忘れて買っていません。24ミリの穴をあければはめ込められるので便利です。
http://www.neutrik.co.jp/jp/data/multimedia/usb/nausb-w
USBケーブル
PC-筐体用の長めのAオス-Aオスケーブルと、筐体-基盤用の短いminiBオス-Bオスケーブルを1本ずつ買いました。
絶縁チューブ
ファストン端子にかぶせます。
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=26KI-43HZ
工具
ここがある意味一番重要です。持ってない人が新しく買うのはとてもお金がかかります。
しかし、部室にあるので大丈夫です!
【必要なリスト】
・はんだごて ・・・ワイヤーとreviveusbを接続するのに使います。
・はんだ
・電動ドリル
・タガネ ・・・ドリルで穴をあけるときの位置決めに使います。
・ホールソー24ミリと30ミリ ・・・穴あけ用です。
・ドライバー
ガバガバ設計
まず配置を決めます。
http://yasujinrai.xsrv.jp/2016/03/22/%E9%89%84%E6%8B%B3%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E3%82%A2%E3%82%B1%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81/
より
アケコンの配置にはいろいろありますが今回は鉄拳アーケードなどで採用されているノアール配置にしました。
紙に設計図を描きそれをケースに張り付けて穴をあけたのですガバガバ設計なのでボタン同士の間が少し狭くてボタン同士が当たってしまいました。 設計はしっかりしましょう。
組み立て
組み立ては
http://bit-trade-one-blog.blogspot.com/2012/01/revive-usb.html
こちらのサイトを参考にしました。
PCとの接続Reviveusbの設定をするために設定ツールをダウンロードします。
http://bit-trade-one.co.jp/support/download/#AD00007
最後に
今後はこのコントローラを使ったゲームでも作ろうかなと思います。
参考
http://yasujinrai.xsrv.jp/2016/03/22/鉄拳おすすめアケコンまとめ/
http://gamearena.blog.jp/archives/870824.html
http://kns.fc2web.com/stick3_top.html
http://hibimato.seesaa.net/article/447567892.html
http://bit-trade-one-blog.blogspot.com/2012/01/revive-usb.html
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