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【新歓ブログリレー】新生活のための自転車改造

はじめに

今回はドロップバーハンドルを装備した自転車をフラットバーに変更し,なおかつフロントシングル化し,シティバイク風に改造する過程を簡単に紹介します.
紹介中に出てくるチャリはカンチブレーキのシクロクロスバイクですが,改造に使用する部品は基本的にロードバイクと共通なのでコンポーネントの互換性だけ注意すれば十分参考になると思います.
また,シフターの取り付け等の作業は取り付けるそのシフターの取扱説明書に準拠して行いましょう.

今回使用するもの


(改造前を撮り忘れてしまったため画像は借り物です)
自転車本体:caadx 12(RD-4601-SS(リアディレイラー),CS-HG500-10(11-32t)(カセットスプロケット),CN-6701(チェーン),TEKTRO CR720(カンチブレーキキャリパー),FSA純正クランク等を搭載)
シフトレバー:SL-4600右(RD-4601-SSに対応)
ブレーキレバー:BL-4700(Vブレーキ,カンチブレーキ,デュアルピボット等対応)
ブレーキシュー:R55C(R55C Ceramicじゃないほう)
チェーンリング(40t)(ナローワイド)
シフトケーブルセット(シマノ純正)
ブレーキケーブルセット(シマノ純正MTB用)
フラットバーハンドル
グリップ
ケーブルカッター
アーレンキー(2~10mm)
ミッシングリンク(10s用)

手順

1.バーテープを外す

バーテープがあるとアウターケーブルを取り外せないので最初に取ります.

2.ケーブルを取り外す

インナーケーブルは交換が必須ですが,アウターケーブルはハンドル周り以外は最悪変えなくても何とかなりますが,これを機にすべて新品にかえるために外します.インナーケーブルをディレイラーから取り外すときは取扱説明書を見ながらどのようにケーブルが止まっているか確認し,必ずフロントはインナー,リアはトップにシフトチェンジしておきましょう.

3.フロントシングル化

今回はフロントディレイラーを使用しないため取り外し,チェーンリングを46-36tから40tのナローワイドに取り替えます.

4.ハンドルを取り替える

グリップによっては非常にハンドルバーに取り付けづらいことがあるので,シフター,ブレーキレバー,グリップを取り付けた状態でステムに取り付けましょう.

5.ケーブルを取り付けて完成

ハンドルを十分に切れるかなどを確認しながらケーブルを取り付けます.取り外すときに確認していれば簡単なはずです.

6.ついでにブレーキシューも交換

カートリッジ式は基本的にはユニバーサルデザインなので他メーカーのシューを取り付けることが可能です.今回はtektroのキャリパーにshimanoのシューをつけてみました.カートリッジ式は基本的には安いのでいろいろ試してリムにあったシューを見つけるのも楽しいかもしれませんね.
ちなみに今回買ったR55Cはなんか止まらなくなった希ガス…

改造してみて

もともと28cのタイヤをはいてグラベル等で遊んでいたのですが,フラットバーだと直進性がゴミになってしまい,快適性が損なわれてしまいました.本来の目的はシティーバイクへの改造なので,悪路での直進性の悪化は回頭性の向上と考えればいい改造になったと思います.

終わりに

自分自身3年生になって豊洲キャンパスに行くことになり,一人暮らしを始めたのですが,普段の足にも使え,趣味にも使えるバイクは一人暮らしのよき友になっています.自分でいじることが少ない方にはハードルが高いと思いますが,これを機に整備の練習をしてみるのはいかかでしょうか.

使用しているノートパソコン

lenovo IdeaPad S540-14API
Ryzen 7 3700U
500GB
8GB

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