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久しぶりの自作PC

まえがき

春休みに入りました.皆さんいかがお過ごしでしょうか.私は趣味の時間を多く取れて幸せでございます.どうもウグイスです.

では今回は,久しぶりの自作PCということでブログを書いていこうと思います.

ふと気になって過去ブログを見てみたんですが,最後に自作っぽいネタをしたのが,8月.たったの半年前でした.思ったより久しぶりでもなかったですが,タイトルはこれで行きます.

動機

今回,また自作をしようと思ったのが,Ryzen7 8700Gの存在です.

前回のブログで触れたのですが,最近はNPUをCPUに内蔵させたAPUがAMDからもIntelからも出始めています.

そして確か2月の頭だかに8700Gが発売されました.こちらにはデスクトップ向けのAPUなのですが,なんかNPUが乗っかってます.

今まではモバイル機器向けの末尾U,HSのAPUのみに搭載されていたのですが,今回の8700G,8500Gにはなぜか搭載されています.デスクトップPCすらAIPCにしようというAMDの熱い熱意が伝わってくるようです.

これは触ってみたいと思ったので,自作してちょっとやってみるかとなったわけです.

Ryzen8700Gの性能

8core16threadのCPU.ベースクロックが4.6GHzで65Wクラスです.内臓GPUは780Mでこれは7840Uなどに積まれているものと同じです.またNPUが積まれている点も同じです.つまりモバイル向けAPUのデスクトップ版という風に感じます

基本的には7840Uの強化版という認識でいいと思います.ベースクロックの増加,内臓GPUのクロック増加,NPUのTOPSの増加などですね.あとデスクトップ向けCPUなのでOCで性能を引き上げることも可能です.

ただゲーム目的だと正直渋いCPUかなと思ってます.

そもそも,内臓GPUでゲームをするというのが微妙です.確かに解像度をさげて,グラフィック設定を落とせばできますが,それは遊べるというだけです.UMPCとかのディスプレイサイズが小さく,そもそも低解像度でいいならともかく,デスクトップPCのゲーム需要は高品質なゲーム体験だと思います.

その場合,全力でOCしたところで1650ti程度の性能しか出ない時点で,デスクトップでのゲーム需要を満たせるとは思いません.

結局,値段も張るため,その金があるなら素直にGPUを買った方が,確実にゲーム体験は向上すると思われます.GPUを買うなら内臓GPUなんてなくても問題ないです.

というわけでゲーム目的ならほかのCPU買った方が幸せになれると思います.

なので私はNPU以外を使う予定は特にないし,完全にNPUで遊ぶためだけに買いました.驚くほどコスパの悪いおもちゃです.

ちなみにNPUだけなら8600Gという選択もありましたが,どうせならいいの買おうぜと思ってしまったのが最後でした.

買ったパーツ

パーツは全部ツクモで買いました.いろいろ比較検討したのですが,結局新商品なのでどこも対して値段が変わらなかったです.

CPU:Ryzen8700G

ここまで説明したのでこれ以上は不要ですね.値段は5.7万円くらいです.

マザーボード:A620M-HDV/M.2+

最初はB650のを買おうと思ってたんですが,別にOCしないし,NPUで遊べたらそれでいいので,少しケチりました.特に問題なく使えてます.

まあBIOSアップデートを自分でやりたくなかったので,やってくれているという点で決めました.

メモリ:XPG LANCER 5200MT/s

ずいぶん前にちょっと安くなってたのを買った記憶があります.相性が悪く余らしていたので今回はこれを使いました.

ちなみに性能を追い求めるならもう少しクロックをあげられる奴がいいと思います.

ケース:Master box Q300L

Cooler Masterの8000円で買える安めのケースです.

今回買ったマザーは値段をケチってMicroATXなので,それに合わせて小さめのケースにしました.

最近もはやデファクトスタンダードになりつつある側面クリアのケースです.ただガラスではなくペラペラなので傷がつき始めてます

電源:KRPW-GK550W/90+

みんな大好き玄人志向です.もともとはおかもち君に入れてたんですが,そっちをSFX電源に換装したため,余っていたのを流用しました.

CPUクーラー:AK400 Digital

みんな大好きAK400の上に電光表示ができるパネルがついたモデルです.側面クリアケースなので単純にAK400を乗せるのでは映えないと思ったので,こちらにしました.

もちろん値段は上がるし,専用ソフトウェアを入れなきゃいけなくなるので,見た目にこだわらないなら正直Digitalである必要はない.

というか,よっぽどOCしない限りリテイルクーラーで十分冷えるため,別でCPUクーラーを買う必要性がそもそもない.

組み立て

第1段階

最初はケースに入れずにむき出しでした.流石にやばいのですぐに辞めましたが

ちなみにOSはWindows11をインストールしました.普通プログラミング的な開発で使うなら無料なのでUbuntuを使うことが多いのですが,今回使いたいRyzenAIはWindows11以外の環境では動作しないらしく,泣く泣く昔値下げしていた時に買ったライセンスを切りました.予備がなくなったので今度値下げされたときに買っとかないと.

第2段階

次はケースに入れました.

うーん,暗い

第3段階

あまりにケースの中が暗く,せっかくの側面クリアケースなのに中があまり見えなかったため.ARGBファンを設置することにしました.

安物ケースなのですが意外と便利で,IOパネルを移動できるとかいう機能のおかげで楽に自作できました.

うーん,きれい.やっぱり光らないとダメ

ちょっと配線が微妙ですがそこはおいおい直す感じで行こうと思います.

あとがき

今回のブログでは8700Gを使った自作PCを組み立てました.とりあえずそこそこ光って,使いやすいPCになったと思います.

さて次回ですが,NPU使ってみたブログになるかと思います.あまり日本語情報がなく,英語を翻訳しながら進めているのでちょっと間があくかもしれません.

できればLLMを動かしてみたいなと思ってます.ローカルLLMは夢もありますし,今後の流れとしてあると思うのでやりたいですね.あと単純に自分のパソコンで動いてチャットを返してくれるアプリとかそれだけで楽しそうです.そこまでできるかはわかりませんがとりあえずやってみたいと思います.

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