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【新歓ブログリレー】GPAの重要性:これから大学へ入学する理系新入生へ

GPAとは

大学では,成績をS(秀),A(優), B(良), C(可), D(不可)等で成績付がされます.C(可)以上であれば単位取得が認められ卒業までに決められた単位数を得ることで卒業していくことができます.

一方,GPA(Grade Point Average)は評定平均に近いもので,上記の成績を数値に換算し平均を取ったものです.最大値が4.0最小値が0.0になるように換算されますが,大学によって,S(秀),A(優), B(良), C(可), D(不可)に割り当てる数値が異なるので注意が必要です.

就職活動におけるGPAの活用

「大学生かつ適度に遊んでぼちぼち単位を取れればいいけど,就活にGPAって関係するのかな?」と頭を悩ませる新入生もいるのではないでしょうか?
Web上では「就活にGPAは関係ない」や「企業はGPAを重視しない」等の情報が溢れておりますが,僕個人の意見では半分正解で半分不正解だと考えています.

不正解と考える理由

・ 就活でも推薦が存在する

・ 就活時のアピールポイントとなる場合がある

実は,就職活動においても大学から推薦を受けて企業に応募することができます.100%応募した企業から内定を得られるわけではありませんが,書類選考の審査が緩くなったり,複数面接があるうちの途中から面接を始めることができます.ここだけの話,私の周りでは大学のHP等で卒業生の進路として掲載されるような大企業に就職しているのはこういった制度を利用している場合が多かったです.この制度は,GPAや学科内順位を基準に推薦枠を決める場合があるために高いGPAを保持するのは大切だと思います.

次に,4年間高いGPAを維持し続けると卒業式等で表彰される場合があります.大抵の場合は卒業式の日までには内定先が決定しているため,大学院進学者にしか恩恵はないかもしれませんが表彰暦として記入することができます.

正解と考える理由

・平均的なGPAでも大企業等に就職する人はいる

中には,決して高いGPAでなくても皆が憧れるような大企業に就職する人はいます.そのため,高いGPAを保持していなくても,推薦等の制度を利用しない場合にはGPAは就職と関係ないと言っても差し支えないと思います.

大学院進学におけるGPA

4年間大学で学問を学び,さらに深く学問の追求や研究を行いたいと考えている新入生もいると思います.
就職活動においてのGPAは利用する制度によって重要度は変化しますが大学院進学においては極めて重要であると言えます.

多くの場合,現在所属している大学の大学院に進学する場合には,GPAや学科内順位を基準とした推薦制度が存在します.この制度を利用することで院試勉強を行わずに進学することができます.その際に,推薦制度を利用した生徒限定の奨学金等により学費が半額になったり免除になったりする制度も存在します.

また,現在所属している大学とは異なる大学院に進学する場合でも,GPAを基準とした推薦制度を設けている国公立・私立大学が存在します.この制度を利用することで,内部進学者同様にペーパーテストをスキップして面接のみで入学することもできます.上位国公立や私立に入って最先端の研究を行いたいと考えている人も一度,自身が志望する大学院について調べてみてはいかがでしょうか.

結論


GPAは低くて困ることはあるけど

高くて損することはないから頑張れ

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